鶴クァルテット(弦楽四重奏団)
青木 調 NHK交響楽団 ヴァイオリン奏者
丹羽 沙絵 新日本フィルハーモニー交響楽団 第二ヴァイオリン首席奏者
中村 翔太郎 NHK交響楽団 ヴィオラ 首席代行奏者
宮坂 拡志 NHK交響楽団 チェロ奏者
2015年に結成、小田急線・鶴川駅の「ポプリホール」を拠点に毎年演奏会を継続し、活動の場を広げてきたN 響メンバーによる弦楽四重奏団。
<プログラム例>
- ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調『ひばり』作品64-5
- モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458『狩』
- ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品59-3 「ラズモフスキー第3番」
- ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 作品96, B.179 『アメリカ』
- ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
- *演奏曲目についてご相談を承ります
メンバー プロフィール
青木 調 Aoki Shirabe
静岡と名古屋にて谷口由美子、近藤フミ子、石田なをみ、佐々木はるるの各師に師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを経て、同大学院大学修了。堀正文、原田幸一郎、藤原浜雄の各氏に師事。1992年日本音楽コンクール第2位、併せて黒柳賞受賞。1995年日本国際音楽コンクール第2位。桐朋学園オーケストラ、名古屋フィル、新日本フィル、東京交響楽団と共演。倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネンフェスティバル松本(現セイジ・オザワ・松本フェスティバル)などの音楽祭へ参加。2008年と2010年に、全日本学生音楽コンクールの審査をする。2005年、NHK交響楽団へ入団。
丹羽 紗絵 Sae Niwa
全日本学生音楽コンクールにて第2位、ストラディバリウス国際コンクール、スウェーデン国際デュオ・コンクールにて入賞。桐朋女子高校音楽科卒業後、全額奨学金を得て渡米。11年ジャスパー弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者を務め、アメリカ国内外の著名なコンサートホールで年に100本を超える演奏活動を行う。イェール大学で東京クァルテットより薫陶を受ける。プラウマン室内楽コンクール 、コールマンコンクール、等数々の室内楽コンクールにて最優秀賞を受賞。全米室内楽協会によって、クリーブランド・カルテット賞を受賞。カーネギーホール、ウィグモア・ホールでデビューし、オーバリン音楽院にてレジデント・カルテットを勤める。ヴァイオリンを原田幸一郎、チョー・リャンリン、ドナルド・ワーレンシュタインに師事。CD「UNBOUND」はアカデミー賞にノミネートされる。ベートーヴェンの作品131番デジタルリリースされており高い評価を得ている。
中村 翔太郎 Nakamura Syotaro
兵庫県三田市出身。4歳よりヴァイオリンを始め、2005年、東京藝術大学附属音楽高校入学を機にヴィオラに転向。これまでにヴァイオリンを佐藤紀子、菊池佳奈子、東儀幸、近藤緑、若林暢、ヴィオラを百武由紀、川﨑和憲の各氏に師事。第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位、他多数入賞。サント・ヨーロッパ音楽祭に出演や、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルメンバーと共演するなど国内外で活躍している。毎年地元の三田で「真冬の熱いクラシック」を主宰するなど関西方面でも積極的に活動している。学内において、同声会賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。藝大同期による弦楽アンサンブル「TGS」代表。Alto de Campagne(ヴィオラ四重奏)メンバー。東京藝術大学卒業。N響アカデミーを経て現在NHK交響楽団首席代行ヴィオラ奏者。
宮坂 拡志 Hiroshi Miyasaka
東京生まれ。4歳半よりチェロを始める。 桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て桐朋学園大学を卒業。その後N響アカデミー(1期生)を経て2007年にNHK交響楽団入団。 これまでにプロジェクトQ、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、小澤征爾・ロストロポーヴィチの各氏によるコンサートキャラバン、宮崎国際音楽祭、軽井沢国際音楽祭等に出演。 2010年アフィニス文化財団の海外研修員として国立ミュンヘン音楽大学へ留学。 今までにチェロを木越洋、堤剛、ウェン=シン・ヤンの各氏に師事。室内楽を故ゴールドベルク山根美代子に師事。